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保護者の方々へ

英語4 コミュニケーションのための英語学習 Ⅰ:子供の情景

 

 

「英語3」の記事で私は、国際社会でのコミュニケーションという目標設定をすると、英語の勉強方法は大きく変わると書きましたが・・・


もちろん、文字による対話もコミュニケーションであり、読書も(一方的ではありますが)コミュニケーションのひとつです。しかし、ここではとりあえず、音声によるコミュニケーションに話を限定しましょう。

「英文解読学」との違い

コミュニケーションのための外国語は、一人で机に向かって自習することができません。言葉の解る相手と対話することが必要です。

コミュニケーションを目的としない英文解読学であれば、文法書と辞書を頼りに、独習が可能かもしれません。しかしこの場合、英語は言葉でなくなります。現代では使われていない古代言語の解析に似て、頭の使い方が大きく変わってしまいます。

言語野の働き

人間が本来持っている言語習得能力は、脳の言語野(げんごや)と呼ばれる部位の働きによるもので、聴覚の機能と密接に結びついています。ここでは音声の介在が本質的に重要で、英文解読学の頭の使い方は、この点で全く異なります。

言語野はどのような時に起動するのでしょうか?

自分が言葉を話し始めた頃の記憶が残っている人は、少し思い出してみて下さい。まず、少なくとも

  1.誰かが自分に話しかけている

  2.音声を聞き、状況との関連を理解しようと努める

ということがあったと思います。このような時に、言語野が起動します。そして子供は無意識のうちに記憶を探り、過去のケースに照らし合わせます。これを繰り返してデータを蓄え、少しずつ理解できる言葉を増やして行きます。

子供はある日突然話し始める、と良く言われますが、多くの子供はそれまでに周囲の大人が発する音声を真似て、様々な発声練習をしています。記憶領域に蓄えられている音声データと同じ音声を作り出せるように備えているのでしょう。このときも、言語野が活発に活動していると思われます。

(続く)
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