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保護者の方々へ

英語2:バイリンガルは存在しない?-Ⅲ

主言語の重要性

前回の記事(Ⅱ)に書いた私の息子の場合は、両親とのコミュニケーションが緊密だったためか、主言語ははっきりと、日本語でした。そして帰国後は英語を話すことを次第に嫌がるようになり、やがてすっかり日本人になりました。

与えられた環境によっては、実質的なバイリンガルに育つ人もいますが、多くの人々は、そのような環境を与えられません。

しかし、最近では外国の多くの若い人々が、日本の魅力に惹かれ、成人してから日本語を驚くほど短期間に習得しています。日本育ちと思うほどのレベルに達している人々も珍しくありません。

そのような人々を見るにつけ、やはり主言語がしっかりしていることが、大変重要なことのように思われます。きちんと主言語を固めておけば、バイリンガルではなくても、学習によってその上に副言語をマウントできるのです。ちなみに息子の場合も、日本の大学を卒業した後に、英語圏でない海外に留学することになり、その国の言葉をゼロから勉強しました。

言葉と魅力

それにしても、ヨーロッパ系の人々が日本語を学ぶときの敷居の高さは、私達がヨーロッパ系の言語を学ぶ場合に比べ、はるかに高いでしょう。彼等に高いハードルを越えさせた原動力は、日本の魅力でした。

アニメやグルメだけでなく、それらを通じて見える平和な社会、ほのぼのとした人間関係など、社会の有り方が大きな魅力になったのでしょう。やや「美しき誤解」の感がありますが・・・

実際にこれは恋愛にたとえることが出来るでしょう。惹き付けた方が勝ちなのです。相手が魅力的であれば努力を惜しまないのが人間です。その国に蓄えられた文化、様々な活動が人々を惹き付けます。

英語を学ぶ場合の魅力は何でしょうか?英国など、特定の国の魅力の場合もあると思いますが、現代においては、国際社会に魅力を感じることが重要な要素になるように思います。

すでに私達は、国際化された世界に住んでいます。入学試験という強制力ではなく、国際社会における自分の将来をイメージすることが、大きなモーティベーションに繋がるでしょう。

惹き付けられることも重要な能力です。魅了された人々こそが、大きな力を発揮します。

負けて良いのです。
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